・青汁と言う飲み物はこうして誕生した!

「不味くて苦いけれど体にいい飲み物」として知られている青汁は、いつどんな風に誕生した飲み物なのか皆さんはご存知でしょうか?

 

実は青汁には、すでに50年以上もの歴史があるのだそう。

 

青汁を発明したのは、岡山県倉敷市の遠藤仁郎医師です。当時は戦時中の食糧難で、家族になんとか栄養のあるものを食べさせてあげようと遠藤医師が自宅の畑の野菜たちを使って試行錯誤したのが始まりです。

 

彼が最初に目をつけたのが、大根の葉っぱだったんですね。

 

大根は収穫すると国に年貢として納めなければいけなかったそうですが、葉っぱは食用として使われることはなく手元にいつも残っていたそうです。

 

遠藤医師は大根の葉っぱをすり潰して調理を試みます。

 

それから人参の葉、ごぼうの葉やサトイモなどを組み合わせた結果、誕生したのが『緑葉末油練』です。青汁の原型のようなものですね。

 

この緑葉末油練は、近所の人たちを中心に口コミで「健康になれる」と評判になったそうです。

 

その後に、遠藤医師の息子さんが肺炎を発症しました。

 

当時は治療法が確立されていなかったので遠藤医師は何とかして息子さんを治そうと試行錯誤します。

 

そして、三つ葉をすり潰したものを飲ませると息子さんはみるみるうちに回復したそうです。これを奥様が『青汁』と名付け全国各地へ広まっていきました。

 

・青汁ってどんな飲み物?

 

健康食品の中でもロングセラーを遂げている青汁製品。健康にいいことはわかっていてもどんな飲み物なのか意外と知りませんよね。

 

青汁という言葉を辞書で調べてみると「青い汁。生の野菜の絞り汁」などと書いてありました。

 

青汁というのは、野菜をただ絞ればいいというわけではなく生野菜から抽出するというのが大事なポイントなのだそう。

 

なぜなら、野菜は加熱した状態よりも生の状態の方が栄養素が高いと言われているからです。

 

かつてはケールという成分が主流でしたが、ケールは苦味が強いということもあり「不味くて苦い」という初期の青汁のイメージが出来上がりました。

 

しかし、時代は流れ最近は飲みやすさを重視した大麦若葉や明日菜などの成分が主流になっているのでかつての青汁ほど苦味やエグみを感じにくくなってきました。

 

・青汁ってどんな効果が期待できるの?

 

青汁には健康効果があるというのは皆さんもすでにご存知でしょう。

 

しかし、その効果というのは多岐に渡っています。

 

ここでは青汁の効果をまとめて紹介していきます。もしかしたら「こんな効果もあるんだ!」と驚くものがあるかもしれませんね。

 

健康、美容、ダイエットなど様々な効果があるのが青汁です。

 

①生活習慣病の予防効果

がん、脳卒中、心筋梗塞、高血圧、糖尿病など生活習慣が原因で発症するというこれらの病気の予防にはバランスの良い食事が肝心です。

 

青汁は野菜不足を解消してくれるのでこれらの病気の予防効果が期待できます。

②便秘解消・デトックス効果

食物繊維やカルコンという水分を排出する効果がある成分を豊富に含んでいる青汁は胃腸の動きを活発にし、体内の老廃物を排出しやすくしてくれる効果があるのでむくみや便秘にも効果的です。

 

③ダイエット効果

糖や脂肪の吸収を緩やかにしてくれる効果があり、新陳代謝も高まるのでダイエット効果があります。

 

④美肌効果

抗酸化作用があるビタミンC、皮膚や粘膜を補強してくれるビタミンAなど各種ビタミンが豊富に含まれている青汁は健康だけでなく美肌にも効果的です。

 

⑤抗アレルギー効果

青汁で腸内環境が整うことで、花粉症やアトピー、蕁麻疹などの皮膚の炎症などにも効果があると言われています。

 

・青汁に使われている野菜の種類

健康にも美肌にもダイエットにも効くという青汁。

 

非常に興味深いですよね。

 

ここでは青汁にはどんな野菜が入っているのか代表的な3つの成分を見ていきましょう。

 

初期の青汁にはケールが含まれているものが多く、最近はクセが少ない大麦若葉や明日葉を主成分にしている製品が目立ちます。

 

①ケール

アブラナ科の植物であるケールは、栄養価が高く『野菜の王様』として知られています。キャベツのような形をしていて青臭さと苦味があるというのが大きな特徴です。

 

②大麦若葉

イネ科の植物である大麦の若葉の部分を大麦若葉と言います。

 

大麦というのは若葉の時が最も栄養素が多い時期で、味にクセが少なく他の成分と比べると栄養素のバランスが良いのが特徴です。

 

③明日菜(あしたば)

セリ科の植物である明日葉は生命力の強い植物として知られ、サラッとした味でクセが少ないのが特徴です。

 

成分のバランスが良く栄養素を豊富に含んでいます。『黄金のポリフェノール』と言われるカルコンは明日葉にのみ含まれている成分です。

 

・青汁の栄養素

 

青汁にはどのような栄養素が含まれているのか、先ほどご紹介した3つの代表的な野菜の成分を見ていきます。

 

ビタミン、ミネラルなどはどの野菜にも含んでいますがそれ以外の成分は、それぞれの野菜ごとに特徴があるのでどんな栄養素が入っていてどういった効果があるのかを紹介します。

 

①ケール

ビタミン、ミネラル、食物繊維、葉酸、カルシウム、ルテインなどの栄養素を豊富に含んでいます。葉酸は妊娠中の人が積極的に摂るべき成分で、ルテインは目に良い成分です。

 

②大麦若葉

ビタミン、ミネラル、食物繊維、カルシウム、鉄、亜鉛、トリプトファン、アラニンなどの栄養素をバランス良く含んでいます。

 

トリプトファンというのは、セロトニンやメラニンという成分を生成する為に必要な成分で不足すると不眠症やうつ症状などの原因になります。

 

アラニンはアルコールを分解し、肝機能を高める成分でアミノ酸の一種です。

 

 

③明日菜(あしたば)

ビタミン、ミネラル、カルシウム、カロテン、カルコン、鉄、クマリンなどを含んでいます。

 

カルコンというのはアディポネクチンという抗メタボリックシンドロームホルモンを増やす働きがあるとされ脂肪燃焼効果や、血糖値を下げる働きがあると言われています。

 

クマリンというのは血流改善やむくみ解消などの効果がある成分です。

・青汁初心者におすすめしたいのがフルーツ青汁

 

ここまでで青汁の成分や効果について色々と見てきた中で、青汁はビタミン、ミネラル、食物繊維などを豊富に含み健康や美肌、ダイエットなどにも効果があるということがわかりました。

 

でも一点だけ気がかりなのはその味についてです。最近の青汁は飲みやすくなったとは言ったものの「味が薄くて味気なさを感じる」といった声や「美味しく飲めなくて続かなかった」という声を耳にします。

 

特に最近の若い世代の味覚は、ビールも飲めないというぐらい苦味に敏感です。

 

味が薄くて苦い青汁には抵抗感を示すでしょう。

 

そんな人たちの間でも「飲みやすい」と評判なのがフルーツ青汁です。

 

青汁にフルーツの成分を加え、さらに乳酸菌や美容成分なども含んだ栄養たっぷりな青汁というのが最近人気のフルーツ青汁です。

 

SNSなどでも見かけたことがあるという人がいるかもしれませんね。フルーツ青汁は、普通の青汁と同様スティックタイプで水に溶かして飲むだけという手軽さも人気の秘訣です。

 

持ち運びもしやすい上に置き換えダイエットやファスティングにも使えるのでとっても便利です。

 

これまで青汁を飲んだことがないという初心者にも飲みやすいようフルーティーな味付けと様々な工夫がされているので、ぜひフルーツ青汁を飲んでみてください。

 

きっと青汁に対するイメージが変わるはずです。